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漢方Q&A

このコーナーでは、漢方についてよくある質問をお答えしていきます。


Q1・・・漢方薬にも副作用があるの?
漢方薬でも副作用はあります。ただ作用が穏やかなので、まず副作用の心配はありませんが、使用方法を間違えると症状が悪化することがあります。

 たとえば、「便秘の時に止瀉薬を含む処方」を飲むと便秘が悪化します。ニュースなどで耳にする漢方薬の副作用には、症状を把握せずに処方されたケースが多いようです。しかし、時として、生薬に対してアレルギーを持つ方もおられますので、服用して悪心や動悸、湿疹、不眠など不快な変化があった場合には、ご相談ください。


Q2・・・中成薬とは何ですか?
中国には、昔から有名な中医師によって発明されたさまざまな処方、或いはある時代の流行病に対して良く効く処方があります。その中で取り分け良く使われるものが、使い易い製剤になったものを中成薬と呼びます。

 内用薬として、錠剤、丸薬、粉末剤、顆粒剤、シロップ剤などがあり、外用薬として、チンキ剤、軟膏があり、いずれも安全で優れた効力があります。


Q3・・・中医学という言葉を聞きますが、それは何ですか? 日本の漢方と同じですか?
中医学とは、中国の伝統医学で、四千年以上の時間をかけて中医薬学の理論と臨床治療方法を集大成した総合医学です。人体の持つ生命力を重視し、全体(身体全体、人と自然の総合)を考え、予防第一をモットーにしており、病気の治療にあたっては、五臓六腑を中心とする理論によって原因を追求し、天然の生薬(例えば当帰とか甘草といったもの)を組み合わせた処方を用いて、根本治療を心掛けるものです。

中国では、中医学を専門に勉強する医科大学があり、理論と臨床の両面にわたって総合的に勉強すると共に、西洋医学についての基礎理論も学習します。この医科大学課程の終了者を中医師と呼びます。

日本漢方は、元は中国から伝わってきたもので、伝えられた当時は同じものだったと考えられますが、その後、中国との医学交流がなくなったため、それまでに日本に伝わっていた理論を日本的に発展させてきたものですから、中医学と日本漢方は別の医学体系だと言うべきでしょう。


Q4・・・「証」って、何ですか?
漢方医学においては西洋医学的な病名ではなく、「証」とよばれる「患者さんがその時点で有している症候」を総合的に判断した上で治療が進められていきます。

よって、西洋医学的な病名が同じでも、漢方的に見た場合、「証」が違えば用いられる処方も変わってきます。また、ある「証」に適切な処方を用いた場合に、良くなったら良くなったで、その時点で「証」は変わる訳で、用いられる処方も変わっていきます。

特に「証」の決定に際しては、患者さんの自覚症状が大きな手がかりになります。一見、悩んでおられる症状と無関係に見えても、漢方的に考えると大いに関係があることもありますので、少しでも気になることがあれば、積極的におっしゃって下さい。


Q5・・・店によって値段が違うのは何でですか?
 出来上がった薬に関しては、そんなに違いません。お店で調合した、煎じ薬などは、お店によって違います。同じ「お寿司」でも、高いものと安いものがありますよね。値段だけでは決められないのが漢方薬です。あなたが、安心して相談出来るお店を探してください。もし、気楽に相談出来るお店が見つかったら、それはあなたにとって、一生の財産だと思います。

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